小学生の頃から食べることが好きで、料理を作る母の手伝いをしながらよく「料理って楽しいな」と思っていました。また人気マンガに出てくる調理師のキャラクターに憧れていたこともあり、小学4年生で調理師を志しました。

川奈ホテルに入社したきっかけは、恩師に薦められたからです。歴史あるクラシックホテルでゴルフ場も有名な“すごいホテル”だと聞いていましたし、卒業生も何人か勤務していると聞き、応募を決めました。

見学をしたときは、ロビーに暖炉があり、クラシックな雰囲気が素敵なホテルだと思いましたね。ゴルフ場や海が近く、景色がすごく綺麗だったのも印象に残っています。

入社して最初の2ヶ月は、サービスや客室のベッドメイキング、フロントでのお客様のお出迎えやゴルフ場のスタッフなど、色々な部署で研修を受けました。

夏前に洋食調理に配属。最初は野菜を切ったり、調理で使った洗い物をしたりしました。メニューはもちろん、それぞれのコースに使うソースやお皿など、覚えることが多く大変でしたね。

慣れてくると、ランチでオムライスやステーキサンドを作れるように。お客様にお出しするものなので、最初はとても緊張しました。

最近は、まだ先輩にみてもらいながらですが、コースのソースや朝食を作れるようになりました。少しずつステップアップできる環境です！

以前、グループ内の別ホテルに1ヶ月ほど出向したことがあります。和食や中華の調理をサポートしたのですが、洋食とは全然違っていて興味深かったです。

また、違うホテルの調理現場を実際に見て、自分たちが作っている料理やソースはイチから作ることが多く、すごく手間暇がかかっていると分かりました。

伝統を受け継いでいるソースや料理の作り方を学べるのは、川奈ホテルだからこそ。大変ですが、美味しさを出すために必要なことですし、すごく勉強になっています。

今後は、自分で仕込みや1日の段取りを組めるようになりたいです。洋食は難しいけれど奥が深いので、これからももっと学んでいきたいですね。

調理をしていると、お客様に接客することはほぼありません。しかし、研修時にサービスをしたときに、お食事中のお客様の表情を直接見たり、感想を聞いたりすることができました。

また、どの料理を食べるのにどのくらい時間がかかるのかも知れ、今でも料理を出すタイミングに生かしています。

川奈ホテルではマルチタスクを取り入れているので、ヘルプとして別の部署で仕事をするときがあります。他の仕事を覚えられることはもちろん、さまざまな部署の人と関われ、コミュニケーションを取れるところも魅力だと思います。

最近はずっと調理をしているので、たまにはお客様の接客をしたり、料理をお出ししたりしたいですね。

この仕事は、料理が好きな人が向いていると思います。料理が好きなら、例え辛いことがあっても「もっと料理を学びたい」という思いが湧き出て、前向きに仕事ができると思うからです。

また、挑戦する気持ちも大事です。ステップアップするためには、「次は何をしますか？」「このソースは何を使っているんですか？」と自ら考え、行動するという挑戦が欠かせません。そこを先輩方も見ていると思います。

以前、コンペで先輩方がパスタを作り、その中で一番良かったメニューを商品化したことがありました。自分で考えた料理をお客様に食べてもらえることは意欲につながると思うので、もっと経験を積んでいいものを作れるようになれたら、私もチャレンジしたいと思います。

クラシックホテルで有名な川奈ホテルは、ロケーションや施設も良く、料理もすごくこだわって作っています。実際に見てみることも大事だと思うので、まずは一度お越しいただきたいです。

スタッフもみんないい人ばかりで、分からないことは何でも答えてくれますよ。興味のある方はぜひご応募ください！